Orb DLT実用性の高い分散型台帳技術

Orb DLT(Orb Distributed Ledger Technology)は、実用性の高い分散型台帳技術です。データの管理・処理を特定の計算機に依らずに実行する非中央管理型のデータオペレーティングシステムであるApollo、通貨や契約アプリケーションにおけるトランザクションの振る舞いを柔軟かつシンプルに定義でき、当該トランザクションを安全かつ高並列に実行することを可能とするミドルウェアであるCore、そして、Core上でFintechアプリケーションを容易に開発することを可能にするためのSDKやライブラリからなるToolbox、の3つのコンポーネントから構成されています。


Core

Coreは、通貨や契約アプリケーションにおけるトランザクションを容易に実現可能とするミドルウェアシリーズであり、CoinCore、ContractCore(現在開発中)、QueryCore(現在開発中)から構成されています。

CoinCoreを用いることにより、コインの定義、コインに対する振る舞いの定義を柔軟に設定することができるため、様々なアプリケーションのニーズに合わせて機能を自由にかつ簡単にカスタマイズすることが可能です。また、Apolloを用いてコインの決済トランザクションを実現しているため、遠隔地に分散した台帳情報をACID性を保証しつつ更新します。台帳情報はApolloとの連携により高い改ざん耐性を有し、さらに、高い並列性を有するデータ構造により複数の同時アクセスに対しても高い性能 を実現します。

加えて、シンプルなアカウント管理機構とクエリ機構を有し、トランザクションを行うアカウント(消費者や加盟店等)情報の管理や、トランザクションの履歴の閲覧を行うことが可能です。

各コンポーネントはDockerとKubernetesにより管理されているため、様々な環境へのデプロイ、高効率なリソースの活用および、柔軟なスケーリング等が可能です。


Apollo

Apolloはデータの管理・処理を特定の計算機に依らずに実行する非中央管理型のデータオペレーティングシステムです。Apolloは複数のサーバ計算機からなるクラスタ環境や、遠隔地に位置する複数のクラスタから構成される分散クラスタ環境において用いることが可能であり、トランザクションを実行するTransaction、分析クエリを実行するAnalytics、シンプルなストレージ管理を実現するStorageの3つのコンポーネントからなります。

Apollo Transactionは、最新の分散データベース技術とブロックチェーン技術を融合し、特定の計算機に依らない非中央管理型のACIDトランザクション処理機構、高い改ざん耐性(*1)、強い一貫性、高いスケーラビリティ、高い可用性を有する分散トランザクション処理コンポーネントです(*2)
(*1) 高い改ざん耐性の仕組みは、より正確には、CoinCoreとの連携により実現しています。
(*2) 非中央管理的なACIDトランザクション処理、および高い改ざん耐性の仕組みは、Orb独自の特許申請中の技術です。

Apollo Analyticsは、データ分析のために並列・分散データ処理を行うコンポーネントです。Apollo Transaction等を通して格納されたデータをSQLを用いて高速に分析する機能を有します。

Apollo Storageは、データの格納および管理を非中央管理的に行うコンポーネントです。Apollo Transactionを通して送られてきたデータの格納・管理を行います。また、シンプルなオブジェクトストレージとしての機能を有しているため、トランザクションを必要としないデータの管理にも用いることが可能です。

Apolloにおけるデータは、Apollo Storageに一元的に管理されているため、トランザクション処理や分析処理、シンプルなストレージ処理などの用途ごとにデータソースを分離する必要はなく、データ管理をシンプルに維持することが可能です。

各コンポーネントはDockerとKubernetesにより管理されているため、様々な環境へのデプロイ、高効率なリソースの活用および、柔軟なスケーリング等が可能です。

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