2019年10月31日

プレスリリース

【プレスリリース】スコアリングアプリ「AYA SCORE」の実証実験における 電通国際情報サービスへのOrb DLT提供のお知らせ

 株式会社Orb(本社:東京都港区、代表取締役:藤本守、以下「Orb」)は、株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:名和 亮一、以下「ISID」)および綾町地域定住推進協議会(所在地:宮崎県東諸県群綾町、会長:籾田 学)が実施する、地域貢献につながる活動をアプリでスコア化することで「助け合いのまちづくり」を目指す『AYA SCORE(アヤ スコア)』の実証実験に対し、Orbが開発した分散台帳技術である「Orb DLT」を提供したことをお知らせします。実証実験は、2019年11月より2021年3月(予定)まで宮崎県東諸県郡綾町において実施されます。

AYA SCOREの実証実験について

 実証実験は、農林水産省が主導する農山漁村のスマート定住条件強化型施策※の一環です。ISIDが開発したアプリ『AYA SCORE』で「まちへの貢献」につながる4つの活動カテゴリ(①ふれあい活動、②助けあい活動、③農業応援活動、④地産地消活動)における参加者の地域貢献活動をスコアリングします。住民をはじめとしたまちに関わる人々がスマートフォン向けアプリを通じてこれらの活動に対するスコアを獲得、蓄積していくことによって、「楽しみながら」「まちのためになる」「利他的な行動をとる」ためのサスティナブルな仕組みの構築可能性について検証します。(実証実験に関するプレスリリース:ISID「地域貢献活動をアプリでスコア化、「AYA SCORE」実証実験を宮崎・綾町で開始」https://www.isid.co.jp/news/release/2019/1031.html )

図: 『AYA SCORE』のコンセプト

ブロックチェーン(分散台帳)技術の活用について

 『AYA SCORE』内でユーザーに付与されるスコアの情報は、Orbの分散台帳技術である『Orb DLT』によって管理されています。『Orb DLT』は、独自の分散台帳技術をベースに、様々な性格の独自通貨を複数発行し、ユーザー間の送金や実店舗等での決済などに利用可能なプラットフォームです。『AYA SCORE』では前述した4つの貢献活動それぞれのスコア情報を、複数の異なるスコアとして発行・管理しています。今後は、分散台帳技術の特性をさらに活用するため、ユーザー間でのスコアのやり取り等、新たな体験の拡充も検討していきます。

実証実験の概要

実施期間:2019年11月9日〜2021年3月末(予定)(11月10日の有機農業推進大会でスタート予定) 実施エリア:宮崎県東諸県郡綾町 使用するアプリ:スマートフォン向けアプリ『AYA SCORE』 利用料金:無料 配信形式:  iOS版 (11月上旬 よりApp Storeからダウンロード可能)  Android版 (11/上旬 より Google Playからダウンロード可能) 利用可能期間:2019年11月上旬~2021年3月末 (予定) 対応言語:日本語 検証ポイント:アプリ『AYA SCORE』の提供・運用を通じ、住民や綾町に関わる人々の利他的行動にまつわるポジティブな行動変容をサスティナブルに起こす仕組みの構築可能性について検証します。

本件のお問い合わせ

株式会社Orb 担当

E-mail:info@imagine-orb.com

Tel:03-6820-2100


※1 出典:「農山漁村振興交付金(地域活性化対策)スマート定住条件強化型モデル地区一覧」(農林水産省WEBサイト http://www.maff.go.jp/j/nousin/teijyuu/attach/pdf/index-30.pdf * 本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。