2019年12月06日

プレスリリース

【プレスリリース】電子地域通貨「NISEKO Pay」実証実験 第二弾をスタート ~インバウンド含め訪れる人全てが利用可能に、更なる域内経済循環を目指して~

一般社団法人ニセコひらふエリアマネジメント(代表理事 渡辺 淳子、以下「NHAM」)、株式会社東急リゾートサービス(本社:東京都渋谷区、社長:熊沢 基好、以下「TRS」、株式会社Orb(本社:東京都港区、代表取締役:藤本 守、以下「Orb」)、株式会社ノースディテール(本社:北海道札幌市、代表取締役:渋谷 順、以下「ノースディテール」)は、2019年11月23日より、ブロックチェーン/分散型台帳技術を用いたコミュニティ通貨プラットフォーム「Orb DLT」を利用し、ニセコエリアの地域経済の活性化を目的に、NHAMが提供する電子地域通貨「NISEKO Pay」の実証実験を開始しました。

NISEKO Payの概要

「NISEKO Pay」は、ニセコエリアで発行する電子地域通貨であり、TRSが運営する「ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ」を始めとするスキーリゾートエリアや近隣の飲食店等において利用可能です。 昨年度は、ひらふエリアの約50店舗にご協力いただき、地元従業員約250名を対象に実証実験を実施したところ、約9割の方にNISEKO Payの利便性を実感いただけました。今年度は、前回実験を踏まえて対象を観光客まで拡大し、実証実験を実施いたします。また、利用可能店舗についても、更なるユーザー利便性向上、利用促進を目指し、ひらふエリアだけでなく倶知安エリアの店舗でもご利用いただけるようになりました。 また、北海道全域に店舗を展開し、地元に根強く愛される株式会社サッポロドラッグストアーからは北海道の地域活性という点に賛同いただき、今年度加盟店としてご協力いただくことが確定しました。 北海道全域に約200店舗のドラッグストアを展開している同社が運営するニセコエリアの3店舗が加盟したことで、本取り組みの目指す姿である地域経済の活性化に、より一層寄与することができると考えております。昨年度より一層地域との連携を深め、本取り組みを盛り上げてまいります。

本実証実験について

本実証実験では地域のボランティア参加者にはボーナスコインを特典として付与することやアプリ内でNHAMへの寄付をできるようにすることで、NHAMとしての活動基盤の整備にも取り組んで参ります。本実証実験を通じて、NHAMが主体となり、エリア内でのお金の地産地消を推し進め、将来的なニセコ地域内経済活性化及び持続可能な街づくりにつなげ、世界に誇れる、魅力あふれる国際的な観光地づくりに寄与してまいります。昨年度も、実験参加者から協賛いただいたコインは街づくり活動の資金の一部となり、実際に地域の清掃活動等を行いました。 「Orb DLT」は、独自の分散台帳技術(DLT)を用いた、コミュニティ通貨プラットフォームです。様々な性格の独自通貨を複数発行し、実店舗等での決済や送金などに利用することが可能です。通貨には、ボーナスポイント付与、減価、タイムセール、他コインへの変換等の様々な動きを持たせることが出来るため、様々なコミュニティ・地域などでニーズに合わせた通貨設計が可能です。多くのコミュニティ通貨・地域通貨・ポイント・社内通貨決済等にて利用されていくことを目指しております。また、Walletアプリ部分は、北海道を地盤にデジタルガバメント、モビリティIoTのサービス開発を取り組むノースディテール社が構築しております。 <ご参考>NISEKO Payのイメージ図 ・日本語版 ・英語版

本プレスリリースに関するお問い合わせ先

[一般社団法人ニセコひらふエリアマネジメント] E-mail:niseko-areamanagement@resortservice.co.jp Tel:03-6455-5906 URL:http://www.nham.jp/

[株式会社東急リゾートサービス] E-mail: info-snow@resortservice.co.jp Tel:0136-22-0109 [株式会社ノースディテール] E-mail:info@northdetail.co.jp Tel:011-204-7007 [株式会社Orb] E-mail:info@imagine-orb.com Tel:03-6820-2100